名前の由来は夏(初夏)に食べられるから
カラマンダリン系と吉浦ポンカン系を交配して温室で育成されるナツミは、見た目がミカンにとてもよく似ています。
当初は温州ミカンと同じ時期(冬場)に収穫され、あまりの酸っぱさから失敗作だといわれていたそうですが、枝につけたまま追熟(木熟といいます)させたところ、初夏のタイミングで非常に甘くなっていたそう。(種がありますのでご注意)
木熟されて、濃縮&中袋も柔らか
長く木熟させたことで糖度がとても高く、果汁が濃縮されているのが最大の魅力。見た目がデコボコしていて中袋がとても柔らかいのも特徴の一つです。
南津海(なつみ)の保存方法
涼しい場所で保管してください。長く保存したい場合は早めに野菜室(冷風の直当ては厳禁)に入れるのもアリですが、やはり時間の経過と共に香りや風味が飛びますので1~2週間程度でお召し上がりいただくのが理想です。
山北(やまきた)とは?
山北地区は南向きの山間部と黒潮の潮風がそよぐ平野部を上手に利用し、主に柑橘類の栽培が盛んですが冬場も温暖なことから、洋ラン(花)なども盛んに育てられています。とても小さな地区ですが様々な農産物が栽培されている奇跡の土地です。