やっぱり文旦といえばプリプリ食感のコレ!
「文旦」といえば南国土佐を代表するフルーツとして、全国的にも有名な黄色くて大きな柑橘類。フルーツも野菜と同様に自然の気候でそのまま栽培される「露地栽培」と、温室やビニールハウスで時期をずらして栽培される「ハウス栽培(温室)」とがありますが、”路地もの土佐文旦”は自然の気候のまま外で栽培されたものを指しています。
一か月ほどムロで寝かせて追熟させて出荷!
露地栽培の土佐文旦は収穫直後は酸味や渋みが強くて食べられません。地域によっては土に埋めたり倉庫でビニールをかけたりして、およそ一か月ほどムロで温めながら追熟させます。シワシワになったほうがより美味しい!」といわれる理由はここにあり、通常は少し若い状態でムロだししてお客様のお手元で更に一か月ほど追熟させながらゆっくり召し上がっていただきます。(箱が写真と異なる場合があります。産地は主に山北、宿毛、野市、戸波、土佐市などなど)
ぶんたんの保存方法
文旦類は常温で2~4週間くらい日保ちします。冷蔵庫に入れると更に日保ちが長いですが、文旦に直接冷気が当たるとシワが出ますので注意してください。なお、外皮がシワになっても風味や味にはほとんど影響しませんので、安心して追熟させながらゆっくりお召し上がりください。
文旦の皮を使ってマーマレード
白綿の部分は苦味がありますので多めに取り除いてください(苦味の加減はお好み)。細かく刻み、灰汁抜きをする為に数パーセントの食塩水に1~2時間つけ置き、その後更に真水で一晩さらします。
翌日、完全に灰汁抜きをする為もう一度煮込んでください。更にお湯を換えて皮が柔らかくなるまで煮込みます。皮の重さの0.5~1.5倍程度の砂糖を加えて弱火で焦げ付かないよう根気強く混ぜ続け、水気がなくなったら完成です。