安くても大丈夫、上手に追熟させて!
恒例の安売り土佐文旦スタート!SALE品の理由は主に「1傷、2形、3皮」です。キズが目立ったり形がイビツだったり、皮が厚かったり等、これらは基本的に味に影響してきますが、とりあえず入門用で安い品から攻めてみるのもアリです。安くてもきちんと追熟させると十分に美味しく召し上がっていただけます!
セール品でお届けする土佐文旦は地元山北産の袋入りです。皮が厚いなどのB級品ではありますが、地元の奥様も自宅用として安い品を召し上がっていますので安心してチョイスしてみてください。
一か月ほどムロで寝かせて追熟させて出荷!
露地栽培の土佐文旦は収穫直後は酸味や渋みが強くて食べられません。地域によっては土に埋めたり倉庫でビニールをかけたりして、およそ一か月ほどムロで温めながら追熟させます。シワシワになったほうがより美味しい!」といわれる理由はここにあり、通常は少し若い状態でムロだししてお客様のお手元で更に一か月ほど追熟させながらゆっくり召し上がっていただきます。(産地は主に山北産で袋入りを箱に詰め替えてお届けいたします)
ぶんたんの保存方法
文旦類は常温で2~4週間くらい日保ちします。冷蔵庫に入れると更に日保ちが長いですが、文旦に直接冷気が当たるとシワが出ますので注意してください。なお、外皮がシワになっても風味や味にはほとんど影響しませんので、安心して追熟させながらゆっくりお召し上がりください。
文旦の皮を使ってマーマレード
白綿の部分は苦味がありますので多めに取り除いてください(苦味の加減はお好み)。細かく刻み、灰汁抜きをする為に数パーセントの食塩水に1~2時間つけ置き、その後更に真水で一晩さらします。
翌日、完全に灰汁抜きをする為もう一度煮込んでください。更にお湯を換えて皮が柔らかくなるまで煮込みます。皮の重さの0.5~1.5倍程度の砂糖を加えて弱火で焦げ付かないよう根気強く混ぜ続け、水気がなくなったら完成です。