2011年「吉川毅」氏が土佐の匠に選ばれた
2010年、四代目の登志之氏亡き後、息子である五代目の毅氏が継ぎました。土佐では「手漉き土佐和紙(てすきわし)」「フラフ」「幟(のぼり)」などが有名で、なかでも土佐凧は特製の手漉き土佐和紙を用いて、正方形の角を立てた特徴的なものです。絵柄は金太郎、鶴、干支など、比較的何でも描かれます。もちろん和紙から全てが手作りで、二枚と同じ物はありません。
四代目である故人の「現代名工:吉川登志之(よしかわとしゆき)1996年度現代名工受賞」の土佐凧は天覧の栄誉もあり、大変貴重なものとされ四代目亡き後も息子の「吉川毅」氏が継承しています。五代目の毅氏も2011年10月には正式な土佐伝統技能継承者に認定され、「土佐の匠」という大変名誉な賞を獲得しています。
完全受注生産でお時間がかかります
土佐和紙の凧は伝統工芸品で完全な手作り&五代目がたった一人で描いています。ご注文を頂いてから描きますが、季節や天気によって絵具の乾き具合などが変わってしまうため納期は流動的です(数週間~)。また、手書きですので同じ絵柄でも一枚一枚微妙に異なる場合がありますので、これらの点をよくご理解の上でご注文をお願いします。
特注品も承ります
特別な場合に、例えば端午の節句や目上の方への贈り物、またご自身でのインテリアなど大切に額に入れてご愛用いただければ大変うれしく思います。様々なサイズや絵柄の土佐凧がありますので、せっかくの記念のお品、出来る限りのお手伝いをさせて頂きます。竹ヒゴをつけたり、フラフなどの染め物もお作り致しますのでお気軽にご相談ください。