「せとか」は清見とマーコットの娘さん
近年人気の「せとか(セトカ)」ですが、清見オレンジとマーコットとアンコールを掛け合わせた品種です。なかなか育てるのが難しい品種で、山北地区でもまだ16件くらいしか作っていません。しかしこれが非常に甘く、糖度を計ると3玉平均15度!(メチャ甘いってこと) 水分も多くて香りも爽やか、とにかく文句のつけようがない最新オレンジです。
超薄皮、山北ミカンの高級バージョン
やはりセトカの最大の魅力は「濃い味」これにつきます。温州ミカンと同じような食感でこんなに味が濃いオレンジはなかなか無いと思います。人気が出るのも納得です。「ポンカンは甘いけど独特の香りがねぇ・・ 」とおっしゃる方には最適です。
せとかの保存方法
涼しい場所で保管してください。長く保存したい場合は早めに野菜室(冷風の直当ては厳禁)に入れるのもアリですが、やはり時間の経過と共に香りや風味が飛びますので1~2週間程度でお召し上がりいただくのが理想です。
山北(やまきた)とは?
山北地区は南向きの山間部と黒潮の潮風がそよぐ平野部を上手に利用し、主に柑橘類の栽培が盛んですが冬場も温暖なことから、洋ラン(花)なども盛んに育てられています。とても小さな地区ですが様々な農産物が栽培されている奇跡の土地です。